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第十回受賞者 佐藤常子
第 | 10回マルセンスポーツ文化賞 |
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受賞名 | 特別賞 |
受賞者氏名/団体名 | 佐藤 常子 (工芸 染織) |
掲載コメント | 昭和46年に独学で染織をはじめ、独自の創意工夫と熱心さ、天賦の才から3年目に岡山県展に初出品 初入賞の快挙を達成。以後県内の岡山県美術展等のほか、日本伝統工芸会中国支部展、日本伝統工芸染織 展、そして日本伝統工芸展などをベースに県内外での染織作品の発表を意欲的に行っている。日本工芸会中国支部展の成績はもとより、日本工芸の最高峰の日本工芸会では、平成3年の初出品・初入選から入選を重ね平成12年には日本工芸会正会員に推挙された。 制作の特徴は、まず白糸を染めることから始まる。自宅栽培の材料はもとより自然素材を渉猟して煮出して染め、得られた色彩の糸を選びぬき、経糸として、これを一本一本、機織機に掛け、推敲を重ねた設計図を基に修練された技法を駆使し、ひたすら丁寧に緯糸を折り込んでいき「繊細にしてダイナミックな美」を創出する。特に「縞」は独壇場で「佐藤の縞」として他の追随を許さない。「佐藤常子の縞」を出版した。今後、工芸作家として、工芸会の索引役としての貢献は大であり、後進の育成に期待が大きい。 |
受賞者画像 | 3002 |