マルセン財団

第7回マルセンスポーツ文化賞

マルセン栄誉大賞

高橋 大輔(スケート競技 フィギア)
高橋 大輔(スケート競技 フィギア)
バンクーバー五輪スケ-ト競技フィギュア男子個人3位入賞。 平成22年2月に開催された第21回オリンピック冬季競技大会(2010バンクーバ-)において、フィギュアスケート日本男子史上初となる第3位となり、銅メダルを獲得した。同年3月に開催された平成22年世界フィギュアスケート選手権(イタリア・トリノ)においても日本人男子初の優勝を飾り、金メダルを獲得した。平成20年の右膝靱帯断裂という大ケガから見事に復活し、県民に多大な勇気と感動を与えた功績は大である。

マルセンスポーツ大賞

新田 佳浩(スキー競技 クロスカントリー)
新田 佳浩(スキー競技 クロスカントリー)
スキー競技男子立位10kmクラシカル及び1kmスプリントクラシカルの2種目で、1位(金メダル)を獲得した。 クロスカントリーでの金メダル獲得は、日本選手団初の快挙であり、本人の獲得メダルもソルトレークシティーパラリンピックの銅メダルに続き、3個となり県民に大きな希望と感動を与えた

マルセン文化大賞

井手 康人(美術 日本画)
井手 康人(美術 日本画)
『第94回院展』出品作「不二一元」一般応募の最高賞日本美術院賞(大観賞)、平成20年『第93回院展』出品作「奏楽来現」で、11年連続の奨励賞受賞。 また、平成188年『第91回院展』出品作「奏園」が、奨励賞受賞と同時に第12回天心記念茨城賞受賞。そして、平成21年『第94回院展』出品作「不二一元」は、一般応募の最高賞日本美術院賞(大観賞)に輝いた。現在日本美術院特待で、将来大家になることが予想される有望作家である。 また、岡山に根を下ろし活躍する姿が頼もしい。

マルセンスポーツ賞

井上 正(体操競技 男子新体操指導)
平成12年4月、岡山国体男子新体操競技の選手強化のため京都府から転居。同年6月に井原ジュニア新体操クラブ設立とともに監督に就任。 全国制覇を目標に日々練習に取り組み、平成21年度には3度目の全国制覇を果たし全国トップレベルの強豪チームに育て上げるなど指導力の高さを示した。また、男子新体操競技を井原市に普及・定着させ、卒業生は国体・インターハイ・全日本選手権などで優勝し、現在も活躍しており、今後もますますの活躍が見込まれる。
岡山県立玉野光南高等学校 陸上競技部
全国高等学校総合体育大会秩父宮賜杯全国高等学校陸上競技対校選手権大会において、男子が総合初優勝を成し遂げた。 これは岡山県では、昭和50年の岡山工業高等学校以来の快挙であり、陸上競技「岡山県」を広く全国に知らしめた功績は大きいものがある。学校創立(昭和59年4月)以来、数多くの選手が全国総体(インターハイ)に出場し、6回の優勝を成し遂げている。
第28回皇后杯全国都道府県女子駅伝 岡山県チーム
第1回大会第45位、第2回大会第46位。過去優勝チームの中では、最も下位の成績を経験している。 そのような岡山県チームが平成17年以降には、上位の常連となり、「皇后杯第28回全国都道府県対抗女子 駅伝競走大会」において、京都府の6連覇を阻止し、念願の初優勝を果たした。社会人・高校生のレベルアップに加え、泣き所とされた中学生の頑張りが成果をもたらし大きな感動を呼んだ。岡山県女子陸上競技長距離界のレベルの高さを全国に向けて発信した功績は大きなものがある。

マルセン文化賞

高田横野獅子舞保存会(無形民俗文化財)
高田神社横野獅子舞保存会は、獅子舞の保存普及と後継者の養成に力を注いでおり、高田地区の小学校等で指導を受けている子どもたちは、平成19年に津山市で開催された「おかやま子ども民俗芸能大会」に出演し練習の成果を存分に発揮した。また、保存会の大人たちも、平成20年倉敷市で開催された「中四国ブロック民俗芸能大会」に出演など、地域での伝承活動のほか、市内外のイベントに招かれて公演しており、日頃の成果を発表するとともに、獅子舞を広く知っていただくことに努めるなど活発な活動を展開し、県内伝統芸能の範となっている。
諸星 美喜(美術 日本画)
大学在学中から、毎年のように各種公募展で、入選・入賞を続け、平成17年度には、ついに日展特選を受賞し、平成21年度「第411回日展」出品作「ゆらり」で、2回目の特選に選ばれた。 岡山県の日本画家層は洋画に比べ薄く、日展特選も金谷朱尾子(故人)・池畑秀穂を含め3人だけである。今後の活躍が期待できる中堅有望作家である。

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